妊娠初期の超音波正常所見

妊娠初期の超音波エコー正常所見 

①胎囊(GS)…妊娠4w前半~5w末に見え始めます。
中はお水(絨毛膜腔の貯留液)で満たされています(水分はエコーで黒くうつります)。
細長かったり一部くぼんでいたり、胎囊が卵型でないことを心配される方もいますが、「張り」(中のお水がどんどん増えている印象)があれば心配不要です。初期の胎囊はとても柔らかく、広がりやすい方向に成長しますが、最終的には羊水が次々産生されて中の圧が高まり、周囲を押し広げて大きく成長しますのでご安心ください。

②卵黄囊(YS)…まずは胎囊内に白いリングが観察されます。

③心拍(FHB)…5w後半~6w末に卵黄囊に接してピコピコ動く心拍像が観察されます。

④胎芽…心拍から遅れること数日、米粒のような形の赤ちゃんの姿が観察されます。

⑤胎児…胎芽は10w以降、胎児と呼ばれます。
胎児心拍は5wに1分間90~100回で始まり、9wに1分間170~180回でピークを迎え、以後は少しずつ減少して16wには1分間150回に落ち着きます。
頭殿長(CRL)は8w前半で15mm, 9wで20mm, 10wで30mmが目安です。

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